【EDH】二つ反射のリクー~デッキ解説
2012年8月17日 Magic: The Gathering【概要】
リクーのコピー能力を活用して勝つデッキです。
能力は強いのですが、マナが大量に必要なので、それをどう用意するかが問題となります。※目安は12マナ=リクー5マナ+コピーコスト2マナ+時間のねじれ5マナ
【勝ち筋】
①追加ターン呪文をコピーして、追加2ターンを得る。
⇒墓地回収系をコピーして、追加ターン呪文と他1つを回収。
※フラッシュバック付与系でも、大体なんとかなる。
②《パリンクロン》をコピーして、無限トークンと有色無限マナを得る。
⇒追加ターン呪文か《潮吹きの暴君》があれば勝ち。
有色無限マナがあるので、ドロー呪文があればコピーで大体なんとかなる。
無限トークンを出すだけでターンを終了しても、処理されずにターンが返ってきて、勝つこともよくある。
③マナ倍化系と《パリンクロン》を出して、有色無限マナを得る。後は②と同じ。
④《パリンクロン》と《幻影の像》を出して、有色無限マナを得る。後は②と同じ。
⑤《潮吹きの暴君》をコピーした後、《Mana Crypt》や《太陽の指輪》等のほぞを、詠唱→バウンス→詠唱→バウンス→……と回転させることで、対戦相手のパーマネントを全てバウンスする。
《歯と爪》から行う場合は、青1マナ余らせた状態で《歯と爪》を双呪詠唱。
⇒《潮吹きの暴君》と《粗石の魔道士》を戦場に出す。
⇒《粗石の魔道士》のCIP能力で、《Mana Crypt》を手札に加える。
⇒《Mana Crypt》を詠唱し、《粗石の魔道士》をバウンス。《Mana Crypt》から2マナ出す。
⇒青1無色2マナで《粗石の魔道士》を詠唱し、《Mana Crypt》をバウンス。
⇒《粗石の魔道士》のCIP能力で、《Candelabra of Tawnos》を手札に加える。
⇒《Mana Crypt》を詠唱し、何かをバウンス。《Mana Crypt》から2マナ出す。
⇒1マナで《Candelabra of Tawnos》を詠唱し、《Mana Crypt》をバウンス。1マナ余る。
⇒以後、《Mana Crypt》と《Candelabra of Tawnos》を回転させることで、無色無限マナを生み出し、それを《Candelabra of Tawnos》で有色無限マナに変換する。
⇒《リクー》を詠唱し、《潮吹きの暴君》をバウンス。
⇒《潮吹きの暴君》を詠唱し、《リクー》の能力で《暴君》のコピートークンを生成。
⇒以後、《Mana Crypt》と《Candelabra of Tawnos》を回転させることで、
対戦相手のパーマネントを全てバウンスする。
【弱点】
・土地破壊。
一度《ハルマゲドン》が通ったら、再起不能です。
・遅い。
マナが大量に必要なので、リアニメイト系には速度で全く敵いません。
ビートに殴り切られることもよくあります。
《キキジキ》系のコンボを搭載すればかなり速くなるのですが、《詐欺師の総督》は弱いし、《キキジキ》は赤3マナが厳しいので、私は採用していません。
・手札が少ない。
マナの為のカードが多いので、青なのに手札はいつもカツカツです。
私のデッキ構成やプレイングが悪いのかも知れませんが。
【課題】
・《リクー》を出すタイミング。
《リクー》を早く出すべきか否か。
早出しして除去された時の追加2マナが痛いので、なるべく出さない派でしたが、最近はコンボの時にしか出てこない統率者は弱い、と感じてきました。
今後は、早く出して行こうと思います。
以下は、感想です。
【土地】
・ランパン系が多いので、基本土地はそれなりの数が必要。
・土地を切り詰めているので、無色土地は3枚までにしたい。
・フィルターランドやISDランドは1T目に緑マナを出せない上、《大祖始の守り手》の対象外でもあるので全て抜いた。
・《高級市場/High Market》
《永遠の証人》を墓地に落として《Regrowth》等で回収する為。
《リクー》早出し時の《終末》《神聖なる埋葬》対策でもある。
【生物】
・《ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary》
・《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
マナ生物は12マナを達成する前に大概死ぬので、ほとんど抜けていったが、こいつらは別格。特に《ロフェロス》は頭おかしい。
・《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
《喚起》と交代で導入。フラッシュバックになってしまったが、1マナの差は大きかった。
・《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner》
お試し枠。《リクー》早出し用。《聖別されたスフィンクス》も護って欲しい。
《歯と爪》から《暴君》《粗石の魔道士》コンボをする時には邪魔。
・《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
《パリンクロン》等で有色無限マナが出た時にドロー呪文は欲しいが、これはいらない。と思って一度抜けたが、その余りの強さに戻した。戻して正解だったと思っている。
【ソーサリー】
・《親身の教示者/Personal Tutor》
1T目に《自然の知識》や《耕作》をサーチしてくれる良いカード。後半も腐らない。
・《不屈の自然/Rampant Growth》
・《遥か見/Farseek》
・《北方行/Into the North》
土地を伸ばす行動が強いので仕方無く導入したが、明らかにデッキの回りが良くなった。
・《壊滅的大潮/Devastation Tide》
・《冒涜の行動/Blasphemous Act》
全除去。環境的にビート多めなので2枚欲しい。
・《袖の下/Bribery》
お試し枠。《連絡》と交代で導入。
【エンチャント】
・《芽ぐみ/Burgeoning》
・《踏査/Exploration》
安定性は無いが、爆発力に期待して入れている。
【落選カード】
・《錬金術師の隠れ家/Alchemist’s Refuge》
導入した時は神カードだと思ったが、今の3枚の無色土地に比べると優先度は下がる。
《リクー》やマナ倍化系カードを上家のエンド時に出すことで少し早い段階から勝負にいけるが、そこで除去されると悲しい。
・《召喚の調べ/Chord of Calling》
召集できず、追加3マナが重いと感じることが多かったので抜いた。
・《思案/Ponder》
・《定業/Preordain》
《定業》はともかく《思案》は弱い。
コピーしなければ弱いカードは不要と考えている。
それと手札がいつも少なめだったので、《定業》も手札を増やすカードに替えた。
・《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
《桜族の長老》や《ウッド・エルフ》を出す動きが弱いと感じたので、一緒に抜いた。
大量のマナが出せる時に、これが手札にあっても決めに行けない。
《激情の共感者》からの《パリンクロン》や《潮吹きの暴君》では、マナが掛かり過ぎる。
・《爆発的植生/Explosive Vegetation》
・《レインジャーの道/Ranger’s Path》
・《未開の狩り/Hunting Wilds》
2マナタップインは良かったが、4マナタップインは隙が大き過ぎる。初手にも残しづらい。
・《魂の再鍛/Reforge the Soul》
5マナで唱えることが多いので。5マナなら《連絡》の方が良い。
・《_/Mystic Remora》
このデッキでは、長く維持することが出来なかったので抜いた。
・《エンチャント奪取/Steal Enchantment》
ランパンの方が良い、と感じることが多かったので。
・《未来予知/Future Sight》
大振りなカードが多いからか、アーティファクト主体のデッキと違って、置いても余りアドバンテージを稼げなかった印象がある。
・《無のロッド/Null Rod》
このデッキ向きのカードだとは思うが、周囲にマナファクトを沢山置く人があまりおらず、腐ることが多かった。
《暴君》《粗石の魔道士》コンボが阻害されるのも痛い。
・《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
4マナのブレストになることが多かったので抜いた。
【追記】
前回:http://4mn4mn.diarynote.jp/201208160302103970/
解体:http://4mn4mn.diarynote.jp/201208220626541288/
今回から解体までの差分
http://4mn4mn.diarynote.jp/201208190043159303/
リクーのコピー能力を活用して勝つデッキです。
能力は強いのですが、マナが大量に必要なので、それをどう用意するかが問題となります。※目安は12マナ=リクー5マナ+コピーコスト2マナ+時間のねじれ5マナ
【勝ち筋】
①追加ターン呪文をコピーして、追加2ターンを得る。
⇒墓地回収系をコピーして、追加ターン呪文と他1つを回収。
※フラッシュバック付与系でも、大体なんとかなる。
②《パリンクロン》をコピーして、無限トークンと有色無限マナを得る。
⇒追加ターン呪文か《潮吹きの暴君》があれば勝ち。
有色無限マナがあるので、ドロー呪文があればコピーで大体なんとかなる。
無限トークンを出すだけでターンを終了しても、処理されずにターンが返ってきて、勝つこともよくある。
③マナ倍化系と《パリンクロン》を出して、有色無限マナを得る。後は②と同じ。
④《パリンクロン》と《幻影の像》を出して、有色無限マナを得る。後は②と同じ。
⑤《潮吹きの暴君》をコピーした後、《Mana Crypt》や《太陽の指輪》等のほぞを、詠唱→バウンス→詠唱→バウンス→……と回転させることで、対戦相手のパーマネントを全てバウンスする。
《歯と爪》から行う場合は、青1マナ余らせた状態で《歯と爪》を双呪詠唱。
⇒《潮吹きの暴君》と《粗石の魔道士》を戦場に出す。
⇒《粗石の魔道士》のCIP能力で、《Mana Crypt》を手札に加える。
⇒《Mana Crypt》を詠唱し、《粗石の魔道士》をバウンス。《Mana Crypt》から2マナ出す。
⇒青1無色2マナで《粗石の魔道士》を詠唱し、《Mana Crypt》をバウンス。
⇒《粗石の魔道士》のCIP能力で、《Candelabra of Tawnos》を手札に加える。
⇒《Mana Crypt》を詠唱し、何かをバウンス。《Mana Crypt》から2マナ出す。
⇒1マナで《Candelabra of Tawnos》を詠唱し、《Mana Crypt》をバウンス。1マナ余る。
⇒以後、《Mana Crypt》と《Candelabra of Tawnos》を回転させることで、無色無限マナを生み出し、それを《Candelabra of Tawnos》で有色無限マナに変換する。
⇒《リクー》を詠唱し、《潮吹きの暴君》をバウンス。
⇒《潮吹きの暴君》を詠唱し、《リクー》の能力で《暴君》のコピートークンを生成。
⇒以後、《Mana Crypt》と《Candelabra of Tawnos》を回転させることで、
対戦相手のパーマネントを全てバウンスする。
【弱点】
・土地破壊。
一度《ハルマゲドン》が通ったら、再起不能です。
・遅い。
マナが大量に必要なので、リアニメイト系には速度で全く敵いません。
ビートに殴り切られることもよくあります。
《キキジキ》系のコンボを搭載すればかなり速くなるのですが、《詐欺師の総督》は弱いし、《キキジキ》は赤3マナが厳しいので、私は採用していません。
・手札が少ない。
マナの為のカードが多いので、青なのに手札はいつもカツカツです。
私のデッキ構成やプレイングが悪いのかも知れませんが。
【課題】
・《リクー》を出すタイミング。
《リクー》を早く出すべきか否か。
早出しして除去された時の追加2マナが痛いので、なるべく出さない派でしたが、最近はコンボの時にしか出てこない統率者は弱い、と感じてきました。
今後は、早く出して行こうと思います。
以下は、感想です。
【土地】
・ランパン系が多いので、基本土地はそれなりの数が必要。
・土地を切り詰めているので、無色土地は3枚までにしたい。
・フィルターランドやISDランドは1T目に緑マナを出せない上、《大祖始の守り手》の対象外でもあるので全て抜いた。
・《高級市場/High Market》
《永遠の証人》を墓地に落として《Regrowth》等で回収する為。
《リクー》早出し時の《終末》《神聖なる埋葬》対策でもある。
【生物】
・《ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary》
・《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
マナ生物は12マナを達成する前に大概死ぬので、ほとんど抜けていったが、こいつらは別格。特に《ロフェロス》は頭おかしい。
・《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
《喚起》と交代で導入。フラッシュバックになってしまったが、1マナの差は大きかった。
・《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner》
お試し枠。《リクー》早出し用。《聖別されたスフィンクス》も護って欲しい。
《歯と爪》から《暴君》《粗石の魔道士》コンボをする時には邪魔。
・《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
《パリンクロン》等で有色無限マナが出た時にドロー呪文は欲しいが、これはいらない。と思って一度抜けたが、その余りの強さに戻した。戻して正解だったと思っている。
【ソーサリー】
・《親身の教示者/Personal Tutor》
1T目に《自然の知識》や《耕作》をサーチしてくれる良いカード。後半も腐らない。
・《不屈の自然/Rampant Growth》
・《遥か見/Farseek》
・《北方行/Into the North》
土地を伸ばす行動が強いので仕方無く導入したが、明らかにデッキの回りが良くなった。
・《壊滅的大潮/Devastation Tide》
・《冒涜の行動/Blasphemous Act》
全除去。環境的にビート多めなので2枚欲しい。
・《袖の下/Bribery》
お試し枠。《連絡》と交代で導入。
【エンチャント】
・《芽ぐみ/Burgeoning》
・《踏査/Exploration》
安定性は無いが、爆発力に期待して入れている。
【落選カード】
・《錬金術師の隠れ家/Alchemist’s Refuge》
導入した時は神カードだと思ったが、今の3枚の無色土地に比べると優先度は下がる。
《リクー》やマナ倍化系カードを上家のエンド時に出すことで少し早い段階から勝負にいけるが、そこで除去されると悲しい。
・《召喚の調べ/Chord of Calling》
召集できず、追加3マナが重いと感じることが多かったので抜いた。
・《思案/Ponder》
・《定業/Preordain》
《定業》はともかく《思案》は弱い。
コピーしなければ弱いカードは不要と考えている。
それと手札がいつも少なめだったので、《定業》も手札を増やすカードに替えた。
・《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
《桜族の長老》や《ウッド・エルフ》を出す動きが弱いと感じたので、一緒に抜いた。
大量のマナが出せる時に、これが手札にあっても決めに行けない。
《激情の共感者》からの《パリンクロン》や《潮吹きの暴君》では、マナが掛かり過ぎる。
・《爆発的植生/Explosive Vegetation》
・《レインジャーの道/Ranger’s Path》
・《未開の狩り/Hunting Wilds》
2マナタップインは良かったが、4マナタップインは隙が大き過ぎる。初手にも残しづらい。
・《魂の再鍛/Reforge the Soul》
5マナで唱えることが多いので。5マナなら《連絡》の方が良い。
・《_/Mystic Remora》
このデッキでは、長く維持することが出来なかったので抜いた。
・《エンチャント奪取/Steal Enchantment》
ランパンの方が良い、と感じることが多かったので。
・《未来予知/Future Sight》
大振りなカードが多いからか、アーティファクト主体のデッキと違って、置いても余りアドバンテージを稼げなかった印象がある。
・《無のロッド/Null Rod》
このデッキ向きのカードだとは思うが、周囲にマナファクトを沢山置く人があまりおらず、腐ることが多かった。
《暴君》《粗石の魔道士》コンボが阻害されるのも痛い。
・《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
4マナのブレストになることが多かったので抜いた。
【追記】
前回:http://4mn4mn.diarynote.jp/201208160302103970/
解体:http://4mn4mn.diarynote.jp/201208220626541288/
今回から解体までの差分
http://4mn4mn.diarynote.jp/201208190043159303/
コメント