【概要】
マナを速く伸ばして、コンボをぶっぱするデッキです。

コンボはどれもピン除去等で止まりますが、それに対してケアできるほど赤単は器用ではないので、とりあえず揃ったらぶっぱしましょう。

何度もぶっぱできれば、その内決まります。

コンボ素材が揃わなくても、《愚鈍な自動人形》や《真面目な身代わり》があればドローできますし、《棘鞭使い》《火炎舌のカヴー》《映し身人形》等があれば盤面に干渉できます。

逆に、《キキジキ》を抑えられたら詰みます。

《リンヴァーラ》《エリシュ・ノーン》《神聖なる埋葬》《終末》《金輪際》《謙虚》……どいつもこいつも白ですねw
《呪われたトーテム像》や《真髄の針》でも止まります。

《無垢への回帰》等のアーティファクト全破壊でも、ほぼ再起不能になります。


赤単にしては強いデッキだと思いますが、全体からするとそれほど強いデッキではありません。


【勝ち筋】
①《キキジキ》+《徴集兵》⇒無限速攻トークン
②《キキジキ》+《稲妻造り士》+《スカークの探鉱者》⇒無限赤マナ&無限ダメージ
③《キキジキ》+《稲妻造り士》+《ゴブリンの砲撃》⇒無限ダメージ
④《キキジキ》+《稲妻造り士》+《爆破基地》⇒無限ダメージ
⑤《キキジキ》+《暗黒のマントル》+《ウラブラスクの僧侶》⇒無限速攻トークン
⑥《キキジキ》+《暗黒のマントル》+《エムラクールの孵化者》⇒無限速攻トークン
⑦《キキジキ》+《棘噛みの杖》+《モグの狂信者》⇒無限ダメージ
⑧《キキジキ》+《棘噛みの杖》+《スカークの探鉱者》⇒無限赤マナ⇒無限速攻トークン
⑨《キキジキ》+《棘噛みの杖》+《愚鈍な自動人形》⇒無限ドロー
⑩《キキジキ》+《棘噛みの杖》+《稲妻造り士》⇒無限ダメージ
⑪《キキジキ》+《棘噛みの杖》+《エムラクールの孵化者》⇒無限速攻トークン
⑫《キキジキ》+《棘噛みの杖》+生物1体+《ゴブリンの砲撃》⇒無限ダメージ
⑬《キキジキ》+《棘噛みの杖》+生物1体+《爆破基地》⇒無限ダメージ

こんなところでしょうか。
抜けがあったら教えてください。

・②について
両方とも《ゴブリンの女看守》で持ってこられます。

・⑩について
他の《棘噛み》コンボと違って、《稲妻造り士》の方に装備させます。
《Gauntlet of Might》や《魔力の篭手》で赤生物のタフネスが上がってしまうと、コピーの《稲妻造り士》を殺せなくなるのでコンボになりません。



以下は感想です。

【土地】
・無色は4枚に抑えたかった。

・《高級市場/High Market》
《終末》や《神聖なる埋葬》対策。


【生物】
・《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》
一番やりたいのは、墓地の《記憶の壺》を戦場に戻すこと。

・《火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu》
《リンヴァーラ》を焼けることが重要。

・《心爪のシャーマン/Mindclaw Shaman》
お試し枠。強さ不明。


【インスタント】
・《死亡+退場/Dead+Gone》
良カード。《隠遁ドルイド》を焼いたり、《聖別されたスフィンクス》をバウンスしたり。

・《_/Fork》
・《余韻/Reverberate》
《再活性》をコピーして《壊死のウーズ》を釣りたい。


【ソーサリー】
・《命運の輪/Wheel of Fate》
微妙と思っていたが使ってみたら非常に良かった。
赤単はサーチカードが少ないので、その分沢山ドローしたい。
ドローできるところが白単との差。

・《破滅/Ruination》
《月の大魔術師》や《血染めの月》で山になった土地も破壊できる。
※参照:MTG Wikiの「基本土地タイプ」

・《全ては塵/All Is Dust》
一度抜けたが、《金輪際》を出されて詰んだので戻した。
大振りなカードはあまり好みではないが、仕方無し。

【アーティファクト】
・《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
赤単の為の墓地その他対策カード。被害全く無し。

・《記憶の仮面/Mask of Memory》
《火と氷の剣》は装備まで5マナかかる上に、カウンターされるか即割られるかするので、あまり働いているところを見たことがない。
これは装備まで3マナしかかかない上、2ドロー1ディスカードなところも素晴らしい。

・《砕けたパワーストーン》
アンタップインの2マナアーティファクトは貴重。

・《記憶の壺/Memory Jar》
《命運の輪》と同じく、微妙と思っていたが使ってみたら非常に良かった。
ドロー重要。


【落選カード】
・《七曲がりの峡谷/Winding Canyons》
良カードだが、《魂の洞窟》を入れる為に抜けた。

・《山背骨のドラゴン/Knollspine Dragon》
ドローできる非常に良いカードだが、ちょっと重い。
デッキ内の生物の攻撃力が低いのもある。
……でもドローできる……戻すかも。

・《追い討ち/Aggravated Assault》
コンボが発生する状況が限定的すぎる。

・《憤怒の息吹/Breath of Fury》
回避能力を持っている生物がデッキ内にいない。

・《ファイレクシアの供犠台》
これでもコンボになるが、アーティファクトの生贄台は1つで充分と考えた。
生贄台を増量したくなったら戻す。


【追記】
前回:http://4mn4mn.diarynote.jp/201208142105335113/
次回:http://4mn4mn.diarynote.jp/201209041508178875/

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